その他 伝統の左官技法
鏝絵(こて絵)
日本で発展した漆喰を用いて作られるレリーフのことで、左官職人が壁を塗るコテで絵を描いたもので、漆喰装飾の一技法です。
古くは高松塚古墳、法隆寺の金堂の壁画にあり歴史は古い。また天平年間の立体塑にも見られる。
題材は福を招く物語、花鳥風月が中心であり、着色された漆喰を用いて極彩色で表現されます。これは財を成した豪商や網元が母屋や土蔵を改築する際、富の象徴として外壁の装飾に盛んに用いられたからです。
今、再び注目されている 塗り壁 / 日本の伝統技術 左官
塗り壁・左官について
- ■ 左官・塗り壁とは
- ■ 職人が作りあげる 日本の伝統技術
- ■ 道具・素材
- ■ 京都と左官
塗り壁・土壁の特徴
- ■ 京壁について
- ■ 自然素材ならではのやさしさ
- ■ 快適性・安らぎ
- ■ 他には無い唯一の壁
よくある質問
- ■ よくある質問
塗り壁の種類
- ■ 土壁(つちかべ)
- ■ 聚楽壁(じゅらくかべ)
- ■ 漆喰(しっくい)
- ■ 珪藻土(けいそうど)
- ■ 備長炭壁
- ■ 砂壁
- ■ プラスター
- ■ 繊維壁
- ■ モルタル
- ■ 土蔵(どぞう)
- ■ その他 伝統の左官技法