土蔵(どぞう)
土蔵(どぞう)の特徴
日本の伝統的な建築様式のひとつで、外壁を土壁として漆喰などで仕上げられるものです。日常では単に蔵(くら)とよばれることが多く、この様式で作られた建物は土蔵造り・蔵造りなどと言われます。倉庫や保管庫として建てられるもののほか、保管庫と店舗を兼ねて建てられるものもあります。店舗・住居を兼ねるものは「見世蔵(店蔵)」と呼ばれることもあり、倉庫・保管庫として建てられるものとは分化して発展してきました。
土蔵などの土壁塗りの様式の一つになまこ壁があります。壁面に平瓦を並べて貼り、瓦の目地(継ぎ目)に漆喰をかまぼこ型に盛り付けて塗る工法としてが有名で、左官の腕の見せどころです。
今、再び注目されている 塗り壁 / 日本の伝統技術 左官
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